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仕事研究

40代から始める6つの“食える資格” ポストコロナの転職におすすめ

40代で持っていると転職や独立で有利な食える(仕事がある)資格についてまとめました。
コロナウイルスの感染拡大は私たちに大きな影響を及ぼし、飲食業、旅行業界、サービス業などへの影響は計り知れず、大規模なリストラを行っている企業も見受けます。

例え経験豊富で優秀なビジネスマンも、例えば航空業界のようにコロナで業界そのものが消滅してしまうとなると、どうしようもない。
全く違う業界や職種へ転職となると、40代からの転職はハードルが高いです。

 

この記事は、もし40代のビジネスマンが、予期せず転職をせざるを得ないときなど、食える(仕事になる)資格を、国家資格を中心に6つピックアップしました。

この記事を書いている私は、人事コンサルタントとして20年以上のキャリア、今は事業会社で役員をしています。様々な業界の人事や採用に携わってきましたので、それぞれの資格が転職の場面、さらには実務でどのように役立つか知り得る立場です。

それではさっそく書いてまいりましょう。

 

40代の食える資格の条件

条件は次の4つをあげておきたいと思います

・実務に活かせる
・学習500時間以内
・ポストコロナの時代に仕事がある
・社会経験が活きる

 

実務に活かせる

これが大前提です。
そもそも実務に活かせない、活かしにくい資格なら、わざわざ取る必要はないでしょう。
やっかいなのは、ネットを見ると、どんな資格にも「転職に有利」「独立も可能」とバラ色の文字が躍っていること。
そんな甘い話はないと、皆さんなら分かりますね。

 

学習500時間以内

資格取得までに2年も3年もという余裕はないはずです。
1年、 長くとも2年以内に資格が取れることが2つ目の条件です。
そのために必要な勉強時間が500時間以内と言われるものを中心に集めました。

 

ポストコロナ時代に仕事がある

そもそもコロナの影響を受けて転職するのに、あえてまたコロナの影響を受ける業界や職種に転職する必要はありません。
また、そもそも求人の絶対数が少なく、20代や30代の若手と競合する職種も避けるのが賢明です。

 

社会経験が活きる

大事なのは資格をとった、その後です。
全く未経験の業界であったとしても、40代の豊富な社会経験が活きる仕事を選びたいものです。
また試験対策は丸暗記と言われますが、これは記憶力が低下している40代にはキツイ。
長い社会経験の中で自然と身に付いた知識や習慣が試験に活かせると、試験勉強も少しは楽になります。

 

この4つの条件に当てはまる資格を、私の経験の中でピックアップしました。

 

40代の食える6つの資格

先の4つの条件をクリアする、私がおすすめしたい資格は次の6つです。

・宅建士
・マンション管理士
・介護福祉士
・運行管理者
・社会保険労務士
・行政書士

それぞれの内容、おすすめした理由、転職の際のポイントについて解説します。

 

40代のおすすめ資格① 宅建士

宅建士とは

宅建は不動産取引の専門家です。
毎年20万人前後の人が受験する最大規模の国家資格です。

不動産取引なんてマニアックな分野でも人気な理由は、誰でも手軽に受験できて合格率も約15%と高めなこと。

リタイアした会社員から主婦、学生、銀行員など直接的には不動産取引とは関係の無い人まで、幅広い人が受験しています。

 

宅建士の仕事とは

不動産取引とは、土地・建物の売買、交換、賃借を行うこと。

土地や建物の取引には、複雑な法律が関わっていたり、扱う金額が大きいものであったりするので、取引をする双方(売り手や買い手)が不利益を被らないように、また後でトラブルにならないように、専門知識をもって正しく説明するのが仕事です。

「重要事項説明」は宅建士だけが許される行為であり、このような資格を業務独占資格と呼ばれています。

 

宅建士の転職先

宅建資格が役立つ業界としては、不動産仲介会社、不動産管理会社、不動産コンサル会社、建設会社やデベロッパー、金融機関、店舗や施設を展開する事業など幅広いです。

40代からの転職で現実的な選択としては仲介会社や管理会社、あるいは中小企業の不動産管理部門になるでしょう。

https://kotobuki.blog/2391/

https://kotobuki.blog/2462/

 

宅建士の成果とは、不動産仲介を行うことにより得られる手数料です。

この手数料は法律で金額が決められています。
マンションの賃貸なら、家賃の1ヶ月分まで。
仲介会社は成果に応じたコミッション制度を採用している企業が多く、手数料の20~50%程度。
例えば家賃20万円の賃貸マンションの仲介なら4万円から10万円が宅建士の取り分です。

宅建士の魅力は個人で独立開業が可能なことです。
経験を積んだのち、これまでの人脈を活かして独立すれば、例え60歳からでも充分にフリーで活躍することができます。

 

宅建士を40代におすすめする理由

採用の間口が広い

公益財団法人不動産流通推進センターによると、不動産業315,542法人。これは全産業の11.4%。建設業に続く大きな業界です(平成27年)

これだけを見ても採用の間口が広いですね。

かつ宅建士を年齢別に見れば40代以上が全体の50%超。
年齢に関係なく活躍できる仕事です

宅建士専門の転職エージェントがあります。無資格者でも登録や紹介を受けることが可能ですので話だけでも聞いてみてはいかがでしょう?

→→不動産業界を専門にした転職支援サービス【宅建Jobエージェント】

 

宅建業務は副業でできる

宅建業法が改正され、宅建士の重要な仕事の一つである「重要事項の説明」がオンラインで可能となりました。

これにより日中は一般企業でサラリーマンとして働きつつ、副業で宅建業務をすることができます。
しかも、かなりコスパ良好で時給1500円~2000円。
3月などの引っ越しシーズンなどは、不動産会社からの引き合いも多く、詰めてすればかなりのお金を稼げることとなります。

宅建で小遣い稼ぎ【IT重説や宅建ライター、副業で月5万円超え】宅建資格は持っているけど、特に不動産業界で仕事をしている訳でない。とはいえ、ただ持っているだけでは勿体ないし、コロナで今の仕事の先行きは...

 

→→リクナビ派遣で在宅でできる宅建アルバイトの募集がたくさんありました

 

合格のハードルが低い

宅建士の合格率は約15%。他の資格と比較すると高めです。
試験は不動産取引やマンション管理、民法などが対象、社会経験の豊富な40代なら常識で答えられる問題も含まれます。
合格のための総学習時間は500時間と設定すれば間違いないでしょう。

宅建士についての解説、合格までの秘訣については、こちらでまとめています。

https://kotobuki.blog/1325/

 

宅建試験に合格するなら

宅建士は1年間頑張れば、独学で資格取得が可能です。書店で本を買ったり、最近だとYouTubeにも試験対策動画がアップされています。

とはいえ、独学でモチベーションを維持するのは難しい上、最短でゴールするには有料の資格スクールに申し込むのも1つです。身銭を切って退路を断つ訳です。

資格スクールには、「100%オンライン講座(通信講座)」「オンライン講座+通学」「100%通学」の3種類があります。好みに応じて選びましょう。

こちらの記事では、資格スクール(LEC東京リーガルマインドなど)とオンライン講座(フォーサイトなど)に、実際に説明会や体験講座に参加、評価してみました。

https://kotobuki.blog/2548/

 

またLEC東京リーガルマインドでは、毎年宅建資格の無料模試を開催しています。誰でも参加できますので、勉強中の方も、これからという方も、腕試しに受験してみては、いかがでしょう?

https://kotobuki.blog/2597/

 

40代のおすすめ資格② マンション管理士

マンション管理士とは

マンション管理を行う国家資格です。マンションの管理人(管理員)とは違いますので念のため。

マンション管理士試験の受験者数は12,000~15,000人程度。合格率8%前後と宅建士と比べると狭き門です。

受験者の約半分が40代以上、しかも90%が男性と、中高年男性に抜群の人気資格です。

 

マンション管理士の仕事

分譲マンションにお住まいの方なら、マンションの総会などに第三者の立場で参加している所をご覧になられた方も多いのではないでしょうか?あの方です。

マンション管理士は、マンションの管理組合に対しさまざまなアドバイスやサポートを行うのが仕事です。

マンション管理士になるには、国家試験を受けて合格、所定の手続きを受けて「登録」する必要があります。

 

マンション管理士の転職先

不動産管理会社が転職先になります。

国内で登録される不動産管理会社は約2400社、そのうち分譲マンションの管理を行うような会社は比較的中規模以上。
中小零細の多い不動産仲介会社と比較すると経営の安定感があります。

マンション管理士からの独立開業も不可能ではないですが、よほどの人脈が無い限り、自分で仕事を得ることが難しい。

定年延長も含め組織の中で仕事をするのが現実的です。
ここが独立可能な宅建士との大きな違いです。

先ほどご紹介した宅建専門の転職エージェント、不動産管理会社の求人もありますので、無資格者の方はこちらに相談してみると良いでしょう。

https://kotobuki.blog/2413/

 

マンション管理士を40代におすすめする理由

社会経験が重要

マンション管理士の仕事は、マンション管理組合の運営や相談、住民との権利関係の調整、大規模修繕の計画立案といったマンション管理に関する相談や、入居者トラブルの仲介など、社会経験豊富な方のほうが活躍できる場面が多いため中高年以上に適した仕事と言えるでしょう。

しかも実際に活躍されているのは中高年が多く、採用する側も年齢のハードルが低いのが特徴です。

 

将来にわたって息の長い仕事

マンション管理士の受験者数は減少傾向にあります。
一方、国内でマンションに住んでいる人は約1500万人(平成29年)、人口の10人に1人の割合です。

今、老朽マンションの問題が囁かれています。
都市部で築年数の古いマンションが増えてきました。それにともない大規模修繕や住民の高齢化など、マンションに関する問題が様々出て来ています。
それら問題を住民の間に入って解決するマンション管理士へのニーズは間違いなく高まっていくことでしょう。

 

マンション管理士試験に合格するなら

マンション管理士も宅建同様、1年間頑張れば、独学で資格取得が可能です。書店で本を買ったり、最近だとYouTubeにも試験対策動画がアップされています。

とはいえ、独学でモチベーションを維持するのは難しい上、最短でゴールするには有料の資格スクールに申し込むのも1つです。身銭を切って退路を断つ訳です。

資格スクールには、「100%オンライン講座(通信講座)」「オンライン講座+通学」「100%通学」の3種類があります。好みに応じて選びましょう。

通信講座のフォーサイト
テキストと動画講義がセットです。マンション管理士の対策講座はこちらで受講できます。なんと全額返金保証制度がこちらあります。詳しくは公式サイトを確認してください。

生涯学習のユーキャン
TVCMでお馴染みのユーキャンです。たくさんの通信講座(テキスト・動画・スマホ学習)が開講されています。こちらにマンション管理士の対策講座があります。一般教育訓練給付制度の利用で受講費用の最大20%が支給されます。

オンライン資格講座のスタディング
スマホ・PC・タブレットで学べるテレビ番組のような分かりやすいビデオ講座。マンション管理士の対策講座があります。

 

40代のおすすめ資格③ 介護福祉士

これまでの資格と違い実務経験が求められますが、こちら取得すると年齢に関係なく長く仕事ができます。

介護福祉士とは

介護福祉士は、介護業界では唯一の国家資格です。
介護の仕事は資格がなくてもできますが、介護福祉士になると、介護職への指導など、より幅広い仕事に携わることができ、待遇面がよくなることや、役職者になれるメリットがあります。
介護福祉士は男女に関係なくおすすめできる資格です。

介護福祉士になるには

介護福祉士になるには「実務経験」「養成施設」「福祉系高校」の3つのルートがありますが、40代の方が介護士を目指すのなら実務経験ルートが選択肢です。

実務経験ルートは、介護の現場で3年以上かつ540日以上働くこと、「実務者研修」という講座を修了することの2つで受験資格が得られます。

働き方に規定はなく、正社員をはじめ、派遣やパートとして働いた実績も実務経験として認められます。

働いて介護の仕事に慣れながら、資格取得を目指す流れです。

介護の転職は「ジョブメドレー」をお薦めします。掲載数が業界№1な上、「年齢不問」「中高年歓迎」の求人も多いです。ハローワークやリクナビ等より、情報が圧倒的です。

登録しておくと、お住まいの近くの求人情報がメールやLINEで届きます。

登録(無料)はこちら

介護求人【ジョブメドレー】

 

介護福祉士の転職先

介護施設といっても様々な業態があり、業界を初めて知る方には分かりにくいものです。こちらの記事で業界を詳しく解説しています。

https://kotobuki.blog/1081/

 

介護施設の場合、施設か訪問スタイルか、また施設の場合は夜勤の有無で仕事内容が変わります。
夜勤があれば、その分だけ給料は高くなりますが、ニュースで見るような事件や事故は、およそ夜勤の時間帯に起こったりします。

 

介護福祉士を40代におすすめする理由

転職先に困ることがない

介護施設は、国家資格である介護福祉士の配置義務があり、喉から手が出るほど欲しい人材です。
介護福祉士の資格を持っていれば転職先に困ることはありません。
介護の求人サイトを見ていても、無資格の介護スタッフは充足しているが、介護福祉士が足りない施設をよく見受けます。

 

介護福祉士は職種給

無資格者と比べれば、介護福祉士の給料は高いです。
また業界全体でおよその賃金水準が決まっているので、中高年になってから転職を繰り返したとしても給与が下がりにくい。

一方で以前から介護業界の給料の低さが問題となっています。
しかし国もようやく重い腰をあげ、業界の待遇改善に動いています。
「特定処遇改善加算」は、国からの給付が直接給料に反映される制度です。
これにより、月10万円の昇給も可能となりました。

https://kotobuki.blog/342/

 

介護業界で40代は遅くない

介護業界を支えているのは50代や60代の人材。
もちろん20代の若い人もいますが、40代なら、まだまだ若い部類に入ります。
したがって、未経験から業界に入っても、決して遅いことはありません。
本人の頑張りで、キャリアアップしていくことも充分に可能です。

 

キャリアアップの選択肢の幅が広い

意外かもしれませんが、介護福祉士の資格を持つと、その後のキャリアアップの幅が、かなり広がります。

もちろん介護施設で管理者となるのに介護福祉士の資格は必要ですが、それだけではありません。

例えばケアマネージャー(介護支援専門員)は、介護福祉士などによる実務経験が5年以上必要です。

また少ない初期投資で独立開業が可能な介護タクシーの場合も、介護福祉士の資格の有無により提供できるサービスが変わります。

おすすめは介護タクシー【資金300万円以内の独立開業】介護業界で独立開業をお考えの方 こういった疑問に答えます。 本記事の内容 ・独立開業は介護タクシー...

 

障害福祉の分野で仕事をする上で必要な、児童発達支援管理責任者やサービス管理責任者も、介護福祉士の資格を持っていると有利です。

児童発達支援管理責任者の将来性が楽しみな2つの理由と2つの心配事児童発達支援管理責任者(通称:児発管)の将来性について検証します。 この記事を書く私は、人事コンサルタントして20年のキャリア、そ...

 

研修受講が中心

介護福祉士の場合、参考書を片手にガリガリ勉強するというよりは、実務者研修の中で習得した専門スキルが試験に出るイメージです。
したがって、真面目に研修受講すれば合格できるため、試験勉強が苦手な方にはプラスです。

 

40代のおすすめ資格④ 運行管理者

運行管理者とは

運行管理者はトラックなどの事業用自動車が安全に運行できるよう管理・監督を行う資格です。国土交通省が認定する国家資格で、台数に応じて一定の人数以上の運行管理者を配置しなければならないと決められています。運行管理者の資格には「貨物」と「旅客」の2種類があります。

運行管理者の仕事とは

運行管理の主な仕事とは、ドライバーのスケジュール管理、健康管理、指導教育など、ドライバーが安全に無理なく仕事ができるよう、指導監督する立場です。

 

運行管理者になるには

運行管理者の資格を取りには、「実務経験」「試験合格」の2つのルートがありますが、試験合格のルートが一般的です。
試験を受けるためには、①実務経験が1年以上、②基礎講習修了者または予定者の2つの要件があります。貨物や宅配便など業種は問わないので、受験をするためには1年以上、実務経験を積んでください。

試験の合格率は約30%。国家試験の中ではかなり合格率が高いですね。

 

運行管理者の転職先

貨物、旅客、宅配など運行管理者の活躍する業種は多岐にわたります。
コロナ過の中でも人々の生活を支える運送業は業績の影響を受けることなく、むしろ通販や宅急便の利用が増えて、非常に忙しいと聞いています。

40代、物流業界未経験者が運行管理者となるとなれば、通常の求人募集からの応募ではハードルが高いです。一度、転職エージェントに相談してみるのが賢明です。

 

運行管理者を40代におすすめする理由

試験のハードルが低い

合格率が約30%、国家資格の中では最も合格率の高い部類です。
試験の難易度は低く、40代で未経験からチャレンジしても充分に合格可能でしょう。

 

運行管理者試験に合格するなら

運行管理者の試験は1年間頑張れば、独学で資格取得が可能です。

とはいえ、全くの異業種から独学で勉強をするのは難しい上、最短でゴールするには有料の資格スクールに申し込むのも1つです。身銭を切って退路を断つ訳です。

生涯学習のユーキャン
TVCMでお馴染みのユーキャンです。たくさんの通信講座(テキスト・動画・スマホ学習)が開講されています。こちらに運行管理者の対策講座があります。一般教育訓練給付制度の利用で受講費用の最大20%が支給されます。

 

40代のおすすめ資格⑤ 行政書士

行政書士とは

行政書士は行政手続きをするのが仕事です。

飲食店を開業したい、保険金の請求をしたいなど、何か私たちが行動を起こす際、行政に許可や認可を得る必要が多々でてきます。

その手続きや書類の作成は複雑になるため、プロである行政書士が代理で行います。
その名の通り、個人や法人の代理として行政相手に仕事をするのが行政書士です。

 

行政書士の仕事とは

行政書士の仕事は、今の時代を反映します。

例えば「遺産相続」や「成年後見」など高齢化社会に必要な仕事、「外国人雇用」や「日本国籍取得」など国際化に必要な仕事、認可保育園やリサイクルショップなど新しい業界や許認可に関する仕事など、行政書士の仕事を見れば、社会の動きが分かります。

そういう意味では、行政書士は、常に社会の動きをつかんで、新しい知識を習得しなければならない仕事です。

 

行政書士の転職先

行政書士の転職先は、行政書士事務所や弁護士事務所になります。
いずれも補助的な業務が中心となりますので、経験を積んで独立する方向で仕事を進めることになるでしょう。給料も決して高くありません。

あるいは一般企業の法務部もありますが、こちらの場合は、それほど求人が多い訳でなく、専門的に法律を学んできた若手社員との競合になります。

行政書士の場合は、勤務するというよりは、独立開業することを前提とした転職です。

 

行政書士を40代におすすめする理由

行政書士は副業でできる

行政書士法には「副業」を禁止する規定がありません。
つまり行政書士業務は会社員との兼業が認められています。

したがって平日の昼間は一般企業で働きつつ、休みの日や夜の時間を使って行政書士業務をすることが可能です。

しかも資格業務ですので、ライター業務や事務作業などの一般的な副業と比べて、はるかにコスパ良好です。

 

営業で差をつけることができる

次の社労士にも当てはまりますが、行政書士は全般的に営業が苦手です。

したがって、他業界で営業の経験を積んで業界に入った場合、営業面で大きな成果をあげる可能性があります。
また営業で築いた人脈がそのまま独立開業時に役立つ可能性があります。

また行政書士の仕事は、利用者がネットで調べて依頼先を探す傾向にあります。
前職でウェブマーケティングの仕事に従事していた人なら、コツコツとブログのように記事を書いていけば、ネットを通じて集客することも可能です。

 

行政書士試験に合格するなら

行政書士は頑張れば、独学で資格取得が可能ですが、40代でゼロから勉強を始めるなら、ややハードルが高いです。最短でゴールするには有料の資格スクールに申し込むのも1つです。身銭を切って退路を断つ訳です。

資格スクールには、「100%オンライン講座(通信講座)」「オンライン講座+通学」「100%通学」の3種類があります。好みに応じて選びましょう。

通信講座のフォーサイト
テキストと動画講義がセットです。行政書士の対策講座はこちらで受講できます。なんと全額返金保証制度がこちらあります。詳しくは公式サイトを確認してください。

生涯学習のユーキャン
TVCMでお馴染みのユーキャンです。たくさんの通信講座(テキスト・動画・スマホ学習)が開講されています。こちらに行政書士の対策講座があります。一般教育訓練給付制度の利用で受講費用の最大20%が支給されます。

オンライン資格講座のスタディング
スマホ・PC・タブレットで学べるテレビ番組のような分かりやすいビデオ講座。行政書士の対策講座があります。

 

40代のおすすめ資格⑥ 社労士

社労士とは

必要勉強時間が900時間なので、今回の基準(500時間)から外れますが社労士もおすすめ資格に入れました。
じっくり1年、もしくは2年かけてチャレンジするイメージです。
合格率10%、平均受験回数3回と、他の資格と比べ難易度が高い社労士です。

宅建士やマンション管理士の場合、独学での資格取得は充分に可能ですが、社労士を40代から取得するなら資格スクールに通った方が賢明でしょう。

社労士(正式名称:社会保険労務士)は、労働関係や社会保険関係の書類作成代行や、企業の労務管理や社会保険に関するコンサルティングを行う資格です。

 

社労士の仕事とは

企業の人事部や、零細企業なら経営者に対して、コンサルティングや人事労務作業の代行をするのが仕事です。

明確に分かれている訳ではありませんが、社労士ごとに得意分野があり、「人事労務の顧問」「社会保険関係」「助成金関係」の3つに大別されそうです。

いずれにせよ細かな仕事が中心になるので、事務作業を正確かつスピーディーに行える人が向く仕事です。

 

社労士の転職先

一般企業の人事部か、社労士事務所や税理士事務所などが転職先となります。
社労士事務所は、個人経営が多く、大規模でも社員100人程度までです。

個人事務所に入ると、そこの代表者との相性により仕事の成否がかなり左右されます。
社労士資格を持って個人事務所に転職する場合、その目的は独立開業までの準備期間です。

 

社労士を40代におすすめする理由

営業で差をつけることができる

社労士に限らず、税理士や弁護士など「士」と名の付く職業の人は、全般的に営業が苦手です。

したがって、他業界で営業の経験を積んで社労士業界に入った場合、営業面で大きな成果をあげる可能性があります。

社労士の場合、多くはトップ営業(経営者への直営業)となるので、築いた人脈がそのまま独立開業時に役立つ可能性があります。

 

社会経験がものを言う

人事の仕事は、社員の人生にかかわる仕事。
企業の業績や成長、組織モチベーションに大きな影響を及ぼします。
なので、社会経験・人生経験を積み、苦楽を味わってきた40代だから出来る仕事があります。

昔、私が若手の人事コンサルタントだった時代、クライアントから「あなたのような若い人では社員の気持ちは分からないから、人事の仕事なんて出来ない」と言われたことがあります。

その時は随分と悔しい思いをしましたが、今になって考えれば、あながち間違ったことを言っていないと思えます。

色んな業界や職種で、重ねた経験がものを言う仕事だから、40代からのチャレンジが逆に武器となり得ます。

 

社労士試験に合格するなら

40代から社労士試験に独学でパスするのは、かなり難易度が高いと言えます。

最短でゴールするには有料の資格スクールに申し込むのが基本でしょう。

資格スクールには、「100%オンライン講座(通信講座)」「オンライン講座+通学」「100%通学」の3種類があります。好みに応じて選びましょう。

通信講座のフォーサイト
テキストと動画講義がセットです。社労士の対策講座はこちらで受講できます。なんと全額返金保証制度がこちらあります。詳しくは公式サイトを確認してください。

生涯学習のユーキャン
TVCMでお馴染みのユーキャンです。たくさんの通信講座(テキスト・動画・スマホ学習)が開講されています。こちらに社労士の対策講座があります。一般教育訓練給付制度の利用で受講費用の最大20%が支給されます。

オンライン資格講座のスタディング
スマホ・PC・タブレットで学べるテレビ番組のような分かりやすいビデオ講座。社労士の対策講座があります。

 

長文にお付き合いいただき、ありがとうございました。
今日はここまで。