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仕事研究

未経験でも不動産投資ファンドに転職は可能です

不動産業界へ転職を目指す方へ、投資ファンドへの転職方法を書いています。

「不動産投資ファンドってなに?」「未経験の自分はムリでしょ?」そんな声が聞こえてきそうですが大丈夫です。

コロナで不動産の売買や仲介は厳しい中、不動産投資ファンドの業績は堅調。投資家は投資できる優良な不動産を探しています。お客が列を作って待っている状態。となるとファンドの求人意欲も旺盛です。

この記事の内容
【結論】未経験でも不動産投資ファンドに転職できます
不動産投資ファンドの転職に迷う人がやるべきこと
未経験から不動産投資ファンドへ転職した人がやるべきこと

この記事を書く私は人事コンサルタントとして20年のキャリア、その後、事業会社として役員をしています。現会社では不動産開発、店舗開発の仕事をしていますので、「不動産業界の転職」事情については、当事者として語れる立場です。

 

【結論】未経験でも不動産投資ファンドに転職できます

まずは結論から

未経験でも不動産投資ファンドに転職できます。

ご安心ください。

もちろん、未経験でいきなり専業でかつ上場しているような不動産投資ファンドは難しいと思います。不動産の営業経験や仕入経験、いずれも3年以上は求めていますね。

ですが、

中小不動産会社が行う不動産証券化ビジネス

ならOKかと。

では初めに不動産投資ファンド、不動産証券化ビジネスとはどういったものなのか?解説します。

 

不動産投資ファンドとは?

不動産ファンドは、複数の投資家から資金を集めて投資を行い、そこから得られる収益(
家賃収入や売却益)を投資家に分配する仕組みのことです。

ファンドの投資対象はマンション、リゾートホテル、商業施設、物流施設、介護・医療施設などがあります。

不動産投資ファンドに転職を目指すなら、ファンドの仕組みや収益化の方法については最低限理解しておきましょう。

 

運用の方法(家賃かキャピタルゲインか)、投資対象(マンション、リゾート、オフィスビルなど)は、ファンドによって違いますので、このあたりはよく理解しておきましょう。

次に投資に関するこちらの教科書。
目からウロコなことが多く、おすすめです。

 

中小不動産企業の参入が進む不動産証券化ビジネス

投資ファンドといえば自分達には関係のない別次元の世界という印象がありました。

でも最近は不動産証券化の小口化が進行し、不動産証券化をおこなう中小不動産業者が全国各地に増えてきています。

中小不動産業者がファンドをやりだしたのは、不動産証券化のための手続きが簡略化されコストダウンしたからです。

不動産証券化の規模は1ファンドあたり5~10億円が多く、なかには5000万円の賃貸アパートに利回り6%で極小ファンドが組まれた事例もあるようです。

 

では次に、コロナの状況化で不動産投資ファンドの業績状況についてみておきましょう。

 

コロナ禍でも好調な不動産投資ファンド

2020年4月の首都圏の中古マンション売買件数は前年比約50%減、同じく賃貸仲介は前年比で約20%の減少。いずれも不動産業界にとって最悪の数字です。
一方で投資家の意欲が金融緩和により依然として旺盛で、コロナの影響は軽微。不動産投資ファンドは依然として好調です。

もちろん今後、不動産価格の下落や空室が増えると、ファンドが想定する収益を確保できなくなることも考えられますので、将来性は未知数。

それでも株や債券など他の投資商品と比べて、依然として不動産は魅力的。
都心のタワーマンションやオフィスビル、景気やコロナの影響を受けにくい医療施設や介護施設などの不動産は人気です。

あらゆる投資対象の中から、大口の機関投資家は手堅い、儲かると判断して、不動産に資金を投下しています。

また一般投資家向けに、小口で参加できる不動産商品も増えてきました。
株やFXなどにしか買えなかったサラリーマン投資家に、不動産の選択肢が増えたのです。

なので不動産投資ファンドは、コロナの状況でも手堅いです。

 

不動産投資ファンドの仕事

未経験で不動産ファンドへ転職するなら、まず営業の仕事からになります。
とはいえ、街の不動産屋さんの店頭で接客対応するような仕事とは違います。

不動産ファンドの営業の仕事とは、大きく分けると「投資用不動産の仕入れ・取得(アクイジション)」と「不動産のバリューアップ」になるでしょう。

中小不動産会社が扱う不動産ファンドの規模は数億円。
価格に比べて「価値がある」「これから価値があがる」不動産を見つけだし、「賃料収入を最大にする」「高値で売却する」のが営業のミッションです。

数億円の不動産取得を、自己の判断で行います。
投資に対するリターンという結果が明確で、扱う金額の大きいプレッシャーのかかる仕事ですが、その分やりがいはあります。

 

不動産業界が完全未経験でも大丈夫?

求人情報を見ると、不動産の法人営業の実務経験を条件にしている場合が多いです。

もちろんあれば良いでしょうけど、私から見ればこの条件「無いに等しい」ものかと。不動産の営業経験なんてと言ったら失礼ですが、ほんとピンからキリまであります。

同等以上、あるいはそれ以上のキャリアを示せれば楽勝です。

不動産の仕入れに求める「目付け力」の根拠を、自身のキャリアの中で具体的に示せれば大丈夫です。
例えば、「銀行で不動産を取り扱う仕事をしている」「ホテルチェーンで開発の仕事をしている」「不動産のコンサルの仕事をしている」などなど。

特に投資ファンドが新しい投資先として目をつけている業界、さながら今なら三密を避けるバケーションレンタルやワーケーション、グランピングなどに豊富な経験を持っている人なら大チャンスです。

要は採用する側が何を求めているか

これを知ることですね。

 

不動産投資ファンドに転職するならオススメな転職エージェント

というわけで、不動産投資ファンドに興味があるなら、まずは色々と会社を見てみると良いですよ。
会社によって投資対象や仕事内容が違うので会社情報をみつつ、エージェントの担当者と話すのが良いでしょう。

不動産投資ファンド、不動産証券化に取り組む中小不動産会社の求人情報は、こちら転職サイトが手堅いです。

マイナビエージェント不動産・建築
→大手、定番のマイナビです。不動産・建築業界の中でも若手向けの案件や、伸び盛りなベンチャー企業の案件が多いです。

不動産業界を専門にした転職支援サービス【宅建Jobエージェント】
→業界に詳しいキャリアアドバイザーが最適な求人を紹介、サポートします。「宅建」と名前はついていますが資格がなくても、業界未経験でも登録できます。首都圏(1都3県)の情報が中心です

転職サイト最大手のリクルートエージェント
→リクルートキャリアが運営する掲載数No.1の転職エージェント。掲載数20万件以上。必然的に不動産業界の求人情報も多く、全国をカバーしています。

 

不動産投資ファンドの転職に迷う人がやるべきこと

【結論】独学して適性を見極める

不動産投資について知識や経験を深めようと思えば、転職しなくても実は個人で出来ることが多いです。

不動産の全般的な知識  → 宅建資格にチャレンジ
不動産投資の知識    →  小口から自分でやってみる

こういった感じで、今日からでも、自宅からでも出来てしまいます。

 

仕事選びで大切なこと

週5日で毎日8時間を使うなら、

自分の好きなことを仕事

とすべきでしょう。

先にも書きましたが、不動産投資ファンドの仕事はプレッシャーのかかる仕事。
このプレッシャーに打ち勝つには、好きであることが重要。
好きなことをしてお金を稼げる、これほどの幸せはないですよ。

もちろん実際の仕事では嫌なことも、失敗もあったりもしますが、最後に踏ん張れるのは、その仕事が好きかどうかだと思います。

好きな仕事をして、結果を出して給料も増える。
これほど素晴らしいことはないですね。

不動産投資ファンドへの転職に迷いがある、自分の適性を見極めたいなら、

自分で勉強してみましょう。

しかも単に知識を学ぶだけでなく、自分で取り組めるのが魅力。
自分で気付いていなかったスキルを発見し、転職に自信を持つことができるかも。

不動産に関する、それぞれの学習方法をまとめました。

 

宅建資格にチャレンジする

宅建士とは不動産取引に関する国家資格です。
毎年10月に試験があり、合格率は約15%です。必要な勉強時間は400時間、1年の準備期間で充分に合格できます。

宅建合格の完全ロードマップ5つのステップ
→宅建に最短5ヶ月で合格するための戦略、学習スケジュール、試験日前後の作戦をまとめました。コロナの期間にチャレンジするにはピッタリの資格ですよ。

 

不動産投資を始める

不動産投資を学びたいなら、自分で始めてみるのが最善の方法ですね。
小口投資が可能となり1万円からでも不動産投資できるようになりましたし、不動産投資信託REIT(リート)からまず始めてみても良いでしょうし。

迷っている時間が無駄。
まず動いてみて、分からない所をどんどん勉強していく流れです。
とはいえ、いきなりの大損では勉強のモチベーションもそがれるので、仮に損しても許せるレベルからどうぞ。

三井住友DS投信直販ネット
→ まだ投資信託の口座をお持ちでないならこの際に。三井住友の投信サイトなら購入時の手数料無料。不動産投資信託REITも購入可能です。

 

サラリーマンが自己資金0円で始める中古マンション投資とは?
→ 設立5年で上場、不動産業界注目のベンチャー企業「株式会社GA technologies」が運営する「Renosyの不動産投資」です。自己資金0円は魅力ですが投資は自己責任でお願いします。

まずは動いてみること。
自分のできることから始めてみましょう

 

未経験から不動産投資ファンドへ転職した人がやるべきこと

最初は未経験で不安かもしれませんが、半年もすれば慣れるので大丈夫です。

未経験でもあなたを雇った会社は「未経験でも戦力になる」と判断した会社なので、採用されたら、あとは自信をもって働けば大丈夫です。

不動産投資ファンドと聞くと、一握りのエリートがする仕事のイメージがあるかもですが、そんなことはないです。

いまや不動産証券化の手法は、中小の不動産会社にも広く普及しており、ファンドの仕事は「標準化・仕組み化」されてきています。一部のエリートの仕事から誰でもできる仕事に変わっています。

もちろん未経験だからこその不利な点があるのも事実。
なので、最初の1年くらいは歯車になって死に物狂いで働き勉強すること。

1年間で知識を学び、2年目からは自分なりの工夫をするのがいいと思います。
社内の出来る人のやり方を徹底的に真似するのが良いです。

 

というわけで、今回は以上です。
あなたの転職のお役に少しでも立てていれば幸いです。

 

【以下再掲】

不動産投資ファンドへ転職するならオススメな転職サイト ※働きつつ学びたい方へのリンク

マイナビエージェント不動産・建設
→若手層を採用したい企業や新進のベンチャー企業とのつながりが強いです。担当のサポートは丁寧でおすすめです。レスが早く熱心、初めての転職や転職が不安な人におすすめ

 

不動産業界を専門にした転職支援サービス【宅建Jobエージェント】
→業界に詳しいキャリアアドバイザーが最適な求人を紹介、サポートします。「宅建」と名前はついていますが資格がなくても、業界未経験でも登録できます

 

転職サイト最大手のリクルートエージェント
→リクルートキャリアが運営する掲載数No.1の転職エージェント。掲載数20万件以上。必然的に不動産投資ファンドへの求人情報も多いです。

 

不動産投資、独学方法のまとめ ※まずは適性を見極めてみたい方へのリンク

宅建合格の完全ロードマップ5つのステップ
→宅建に最短5ヶ月で合格するための戦略、学習スケジュール、試験日前後の作戦をまとめました。コロナの期間にチャレンジするにはピッタリの資格ですよ。

 

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