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【カイゴワーカー】釣り広告(カラ求人)は本当に多い?

カイゴワーカーで、希望求人の紹介を依頼したら、募集は終了していて別の求人を紹介されました。釣り広告が多いのでしようか?

カイゴワーカーに限らず、このような口コミは、よく目にします。

今日は、こちらのギモンにお答えします

 

この記事の信頼性

記事を書いている私は、人事コンサルタントして20年のキャリア。

その後、介護事業会社で役員をしています。

採用する側で、カイゴワーカーの利用実績はありませんが、募集側からの知見は持っています。

 

そもそも釣り広告とは?

「吊り広告」は電車内の中吊り広告の事をさしますが、こちらの「釣り広告」はそれではありません。

言うなれば、求人を釣るためのウソの情報です。

全く実態の無い施設や、条件もあれば、求人していないのに募集中となっている事まで、釣り広告に含まれるでしょう。

 

介護業界に釣り広告が多く存在する理由

転職サイトは釣り広告を認めていません。

ウソの情報は、その転職サイトの信頼性を損なうから当然です。

にもかかわらず、一定数存在するには、理由があります。

理由① 派遣会社の釣り広告の場合

現状、釣り広告の大半は派遣会社の求人情報と思われます。

派遣会社がどういった求人を掲載するか、転職サイトは本当の所を管理できていないのが現状です。

派遣の場合、特定の施設名が表に出ませんので、やりやすくあります。

好条件を提示して応募を集める、ウソの広告手法が残念ながら横行しています。ウソをついてでも人を集めようとの魂胆、嫌気がしてきますが、それほど介護業界は人の採用に困っているというのも、また事実です。

また実際には募集していないのに、有名企業をイメージさせたような広告は極めて悪質です。

問い合わせをすると、とにかく来社を促され、行ってみると、もうその求人は終わっているので、まずは登録をとなるケースが多いようです。

以前は不動産業界で多かった悪しき手法が、人材派遣業界では今も残っています。いい加減にやめて欲しいものです。(不動産でもいまだにあって辟易しますが…)

 

理由② 直接募集のカラ求人の場合

直接募集の場合、企業名が表に出るので、それが釣り広告であることは、基本的にありません。

一方、転職サイトの多くは、掲載無料、採用時の成功報酬でサービスを提供しています。

したがって、掲載する企業側に気軽さがあり、きちんと管理できていません。

例えば、人員が充足した場合、本来なら掲載情報をひとまず取り下げる必要がありますが、ついうっかり掲載を続けていたり、どうせまた欠員が出るだろうと、意図的にそのまま掲載を続けたりします。

意図があろうが、なかろうが、求職側からすると、これらも一種の釣り広告ですが、意味合いとしては、カラ求人と呼んだ方が正しいでしょう。

カイゴワーカーのような転職エージェントを通す時も、同じような問題が起こり得ます。

 

釣り広告に騙されないために?

対策① 介護派遣求人の場合

たくさんエントリーする

釣り広告は見分けられません。

したがって、「これは本当の求人か?カラ求人か?」と意識するだけ時間の無駄です。

気にせず、各社登録した方が、早く仕事も決まりますし、複数比較することでタチの悪い派遣会社を見極められます。

 

優良派遣事業者に登録する

優良派遣事業者とは、法令遵守、派遣社員の労働環境の確保、派遣先でのトラブル予防など、派遣社員と派遣先の双方に安心できるサービスを提供できているか、一定の基準を満たした派遣事業者を「優良派遣事業者」として認定する、厚生労働省の委託制度です。

 

認定事業者は、こちらのページから確認できます。

http://yuryohaken.info/

 

【介護分野】優良派遣事業者

・株式会社ニッソーネット(サービス名:かいご畑

・株式会社ブレイブ(マイナビグループ)(サービス名:BRAVE介護士

 

「かいご畑(株式会社ニッソーネット)」はこちらの記事で紹介しています。

『かいご畑』を介護業界未経験者におすすめする理由 このような方におすすめの情報ですよ。 本記事のテーマです。 ・派遣登録しつつ介護...

 

対策② 直接求人の場合

成功報酬でない転職サイトも存在し、期間毎に掲載料を設けています。

掲載料を設けているサイトの場合、募集する必要のない情報を載せるのは、企業にとっても経費の無駄になるので、基本的にはカラ求人はなくなる理屈です。

「介護求人ナビ」が掲載料のかかるタイプのサイトです。

情報も丁寧に書かれていて、私のような企業側の人間から見ても、良いサイトだなぁと思います。

【しつこい電話なし】介護求人ナビのおすすめ利用法 このような方におすすめの情報ですよ。 本記事のテーマです。 「介護求人ナビ」のト...

 

ただ、カラ求人がイヤという理由で、転職サイトの選択肢を狭めるのは、やりすぎの気がします。

ハラはたちますが実害は無いので、カラ求人に応募する可能性を承知の上で、多くの中から希望の先を選ぶ方が賢いです。

また派遣を考えていないなら、求人情報を検索する際に、「派遣」を対象から外して検索すれば、多くの釣り広告は除外されるでしょう。

今回のカイゴワーカーでも、トップページの求人検索の欄、勤務形態を「正社員」にチェックすれば、派遣の求人案件は自動的に外れます。

*2020年2月26日時点、カイゴワーカーから派遣の求人情報がなくなっています。

 

対策③ 転職エージェントを通す場合

派遣と同様に、厚労省が認定する職業紹介優良事業者の制度がありますので、ひとつの目安になりますね。

認定事業者は、こちらのページから確認できます。

http://www.yuryoshokai.info/index.html

 

職業紹介優良事業者に認定されている事業所は全42社、そのうち介護分野に特化しているのは、今回のカイゴワーカーを運営するTS工建含めて4社だけです。

 

【介護分野】職業紹介優良事業者

・株式会社TS工建(サービス名:カイゴワーカー

・株式会社マイナビ(サービス名:マイナビ介護職

・株式会社ブレイブ(マイナビグループ)(サービス名:BRAVE介護士

・ライクスタッフィング株式会社(サービス名:ジョブトル介護

認定は、あくまで目安のひとつですが、「コンプライアンス遵守」への歯止めになり、釣り広告は少ないのではないかと思います。

今回の内容が少しでもお役に立っていれば嬉しいです。