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会社研究

【転職・求人情報】コペルプラスってどんな会社?

こんにちは、Kotobukiです

事業会社で介護福祉部門の役員をしながら、このブログを書いています

 

今回のテーマは、児童福祉大手の「コペルプラス」について書いています。

これから児童福祉業界を目指す方、コペルプラスへの転職をお考えの方にむけています。

私自身、放課後等デイサービス、児童発達支援の事業所を運営、またコペルプラスについての研究を重ねたため、記事の内容については、自信をもってお伝え出来る立場です。

皆さんの転職活動に役立つよう、客観的に、公平な立場にて、コペルプラスの情報をお伝えします。

それでは、さっそく進めて参りましょう。

 

コペルプラス

株式会社コペルが運営する児童発達支援事業所。2022年9月時点、全国に350教室、一部の県を除いて、ほぼ全ての都道府県に教室があります。

未就学児を対象とした「コペルプラス」、小学生を対象とした「コペルプラスジュニア」、保育所等訪問支援の「コペルプラスサポート」の3業態があります。

 

コペルプラス入社のハードルは高い?

入社のハードルは決して高くありません。

コペルプラスに限った話ではありませんが、20代から40代の方で、「保育士」「幼稚園や小中高校の教員免許」があれば、業界経験の有無を問わず内定確率はぐっと上がるでしょう。

また「理学療法士」「作業療法士」「言語聴覚士」「公認心理士」は大歓迎のようです。

児童指導員任用資格に必要な学歴(4年制大学で社会福祉学や心理学・教育学・社会学を専修する学科を卒業)をクリアした方、介護福祉士等の介護系資格を持った方は、その次に内定確率は高いです。

一方、50代以上は、資格者や経験者でも敬遠される傾向にあります。

従来の児童発達支援事業所とサービスの提供方法が大きく違い、新しい事を覚えるには年齢が厳しいと考えるようです。

無資格者は、年齢に関わらずハードルが高いです。

ただし20代の若手で、人物本位でまれに採用されるケースがあるようです。

 

求人の応募はどこから?

コペルプラス公式サイト、一般の転職サイト、まれに転職エージェントからも応募可能です。

「ぜひともコペルプラスで!」という方なら公式サイトでOKでしょうが、「コペルプラスも含めて広く情報収集したい」なら転職サイトです。

転職サイトは、児童福祉関係の求人が最も充実している「保育士ジョブメドレー」をおすすめします。

転職エージェントからの求人募集は、あまりおすすめできません。

わざわざ費用のかかるエージェントから募集するのは、「致命的に人手不足」な状態で、お金を払っても採用したいからです。

それだけ切羽詰まっているのには、それなりの理由があります。

コペルプラス採用サイト

ジョブメドレー

 

ジョブメドレーについての評判や賢い使い方は、こちらの記事にまとめました。

【ジョブメドレーの評判】介護・保育の転職なら外せない万能サイトジョブメドレーのレビュー記事です。介護・保育業界でこれから転職活動を行う人むけに書いています。 介護や保育の転職サイトをネットで調...

 

コペルプラスの給与は高い?

コペルプラスの給与は業界平均レベルです。

・基本給 20万円(固定残業代10時間分を含む)
・専門職手当(児童指導員) 6万円
・土日勤務手当 2万円

上の通り、児童指導員として採用された場合、最低28万円/月となります。

コペルプラスの場合、土日は営業しているので、基本的には土日勤務手当が付くことになります。

これ以外に、資格手当が別途支給されます。

例えば、児童指導員任用資格(5000円)、保育士(4.5万円)などです。

任用資格を持った児童指導員として勤務すれば、28.5万円が給与、これに通勤交通費が別途です。

固定的な賞与はありませんが、業績(個人の成績や会社の業績)により年2回一時金が支給されます。

厚生労働省が平成30年に調査した児童指導員・指導員の平均給与は300,964円となっているので、コペルプラスの給与は平均並か、やや低めであるのが分かります。

 

一方、毎年定期昇給することは無さそうです。

昇給するには、児発管の資格をとって教室長へキャリアアップする必要があります。
定期昇給がないのは、コペルプラスに限らず、児童福祉業界や保育、介護の業界で一般的です。

一般のサラリーマンにも言われだした、職務給の考え方をいち早く採用している業界とも言えますね。

 

コペルプラスの職場の雰囲気は良い?

コペルプラスは女性中心の職場です。

詳しくは不明ですが、全体の80〜90%は女性ではないでしょうか。

保育や介護業界出身の保護的で優しい雰囲気の方がいる一方で、福祉や教育業界出身の真面目で責任感の強い方が、混在している印象です。

それよりも、職場の雰囲気に影響を与えるのは、良くも悪くも教室を任されている教室長のキャラクターによる所が大きそうです。

コペルプラスの教室は、教室長を含めて4〜6名程度のスタッフが働いています。

教室はマンションの一室程度の面積で、それだけの人数が肩を寄せ合いながら仕事をする訳ですから、少し息苦しそうです。

退職を繰り返す教室と、スタッフが定着する教室に2極化するのは、教室内の人間関係、特に教室長との関係に問題があるようです

本来なら、こういう時は人事や運営本部SVがフォローするのが一般的でしょうが、コペルプラスにそこまでする人的な余裕は無さそうで、教室長のマネジメント頼みになります。

 

コペルプラスの仕事内容は?

コペルプラスは自分達の事を、「預かり系ではなく教育系」と自認しています。

更に、もう2つの特徴が「短時間サービス」と「個別療育」です。

まとめると、通所してきた子供たちに、1対1の教育サービスを1時間提供するのが特徴です。他に例えると、個別指導塾やピアノ教室に近いものがあります。

一方、多くの児童発達支援や放課後等デイサービスのサービス内容は、親に代わって、一定時間子供を預かるレスパイト型、他に例えれば託児所に近いです。

「個別指導塾」と「託児所」では、明らかにサービスが異なるので、コペルプラスへ転職する方は、その事を十分に理解した上で転職される事をおすすめします。

コペルプラスのスタッフは、社会性や創造性、言語性を高める約20のカリキュラムを、1対1で計60分間、「まるでショーのように」次から次へ提供するのが仕事内容です。

「ショーのように」とは、実際、コペルプラスの代表者や運営本部のメンバーが使う表現です。決して極端な言い方ではなく、「教育ショー」を志向しています。

 

「カリキュラムなんて考えられない!」と思われる方も心配無用です。

コペルプラスのカリキュラムは、本部が独自に開発したもので、子供の年齢や発達状況、特性に応じて組まれます。

スタッフは、決められたカリキュラムを、教材を使って進めていく。

スタッフに求められるのは、「60分間、子供の目をキラキラと輝かせ続ける」ショーマンシップ、何が好きで嫌いで、何が得意で苦手か、「好きなもの、得意なものを伸ばしていく」、一人ひとりの個性を見極める力です。

 

未経験でも大丈夫?

コペルプラスのサービスは業界内で特殊です。

児童福祉業界での経験の長い方も、これまでと全く違った仕事となるので、経験者・未経験者に大きな違いはなく、未経験者にハンデがあるとは言えません。

むしろ、過去の経験が邪魔をして、業界経験の長い方が逆に適応に苦労されていると聞いています。

 

コペルプラスの教育制度は?

コペルプラスの教育制度は、同業他社と比較して充実しており、業界最大手にまで躍進した秘訣のひとつです。

コペルプラスでは、入社直後に新人教育を受けた後、指導員としての認定試験をパスすることが、子供の前に立つ条件となります。

研修期間中は、教材マニュアルを使った自己学習、先輩指導員についてOJT、教室長からの指導を受け、1ヶ月ほどかけて認定資格を合格するようにします。

早い方なら1ヶ月、時間がかかると3ヶ月くらいはデビューできない人も出てきます。
研修期間中の時給1,050円となるので、収入面でも厳しいです。

 

コペルプラスはフランチャイズ?

コペルプラスには直営教室と、フランチャイズ教室があり、比較すると直営教室の数が多いようです。

直営教室、フランチャイズ教室、いずれも就業する教室の希望は考慮されます。教室数の多い直営教室の場合は、近隣教室への異動も出てきます。

直営教室で採用されたのに、フランチャイズ教室へ異動することはありません。

直営とフランチャイズの仕事内容の違いはありません。

給与体系は、およそ同じですが、フランチャイズの加盟企業によっては、若干の違いがあるようです。

直営教室とフランチャイズ教室の見分け方ですが、コペルプラスの公式サイトでは見分けがつきません。

応募して、面接へ行ってみて初めて経営母体がどこか分かるレベルで、これは好ましいとは言えないです。

転職サイトの場合、運営企業の名前が書かれていたり、人事の連絡先にコペルと違う会社名が出ているので、注意深く見ればわかるようになっています。

直営とフランチャイズの違いが気になる方なら、転職サイト経由で応募される事をおすすめします。

 

コペルプラスで働く魅力

まとめに代えてとなりますが、コペルプラスで働く魅力としては、次の通りでしょうか。

 専門性を高められる

未就学児童の教育に特化したコペルプラス。

培われたノウハウが詰まった教育カリキュラムに触れられるのは、ご自身の専門性を高めるチャンスです。

 

職住接近した仕事環境

全国に350以上の教室があるコペルプラス。

あなたのご自宅から近い教室が募集をしているかもしれません。

しかも、毎月の残業時間がほぼゼロとのこと。

子育て世代のお母さんが仕事をするには、働きやすい職場環境です。

 

大手ならではの教育制度や将来性

児童福祉業界の最大手企業といえるコペルプラス、先述したように教育制度は充実しています。

またオンライン授業の提供や新規事業のネタも多く、これからどんどん成長、発展していく期待感がある企業の中に身を置いて、働いてみる楽しみもあります。

 

コペルプラスについて、私が知っていることを、書いてみました。

皆さんが転職先や就職先を決める上でのヒントになれば嬉しいです。

 

途中でも紹介しましたが、転職サイトなら「ジョブメドレー」の情報が充実しています。

リクナビ等の総合転職サイトやハローワークは、意外と求人数が少ないです。

ジョブメドレーは医療・介護・保育分野に特化した求人を展開するメドレーが提供する、求人案件数日本最大級の保育士専門サイトです。

 

全国の求人情報が掲載され、かつ児童指導員の求人情報が豊富です。

ジョブメドレーで検索するとコペルプラスをはじめ、全国で8,500件を超える児童指導員の求人がありました。(令和4年8月時点)

これはダントツの求人数。

 

ジョブメドレーに登録しておけば、日本中の児童指導員の求人をカバーできるのではないでしょうか。

 

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転職エージェントにありがちな、面倒な電話もかかってこないので、おすすめですよ。

 

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