児童発達支援管理責任者(通称:児発管)の転職について、特に求人情報が豊富な転職サイト・転職エージェントについて書いています。
「ハローワークで転職できる?」
「転職サイトは、どこがおすすめ?」
「転職サイトは登録後にかかってくる電話が面倒」
「転職エージェントは信用できる?」
そんな声にお応えしようと思います。
いきなりですが、最初に結論からお伝えしておきます。
児発管の求人情報が圧倒的に豊富な転職サイト、ジョブメドレーの一択
この記事を書く私は、人事コンサルタントとして20年のキャリア、その後は事業会社の役員としてジョブメドレーを利用する立場です。今回は求人する側からの視点も書きました。
なぜジョブメドレーを一択でお薦めしているのか、そのあたりの事を詳しく書いています。
児発管に【ジョブメドレー】をおすすめする理由
おすすめの理由は次の通り。
・募集中の求人情報が豊富
・情報が充実していてミスマッチが少ない
それぞれ具体的に見ていきたいと思います。
ジョブメドレーは医療・介護・保育の業界で働く人のための転職サイト
ジョブメドレーは医療・介護・保育業界向けの求人サイトです。
求職者の登録数118万人(2022年1月時点)は業界最大級の規模です。
運営する株式会社メドレーは、2019年にマザーズに上場しています。
創業者で代表者の豊田氏はなんと35歳(2022年時点)!
東京大学医学部卒の脳外科医であるバリバリのエリート医師がビジネスの世界に飛び込んで、しっかり成功しているなんて、まさに怪物、天才ですね。
私自身も放課後等デイサービスの運営に携わる関係で、ジョブメドレーとも一緒に仕事をした経験があります。つまり求人する側ですね。転職サイトを募集する側からも見ています。
ジョブメドレーで児発管の求人情報を見つけるには
ジョブメドレーの使い方は全部で2通りです。
① 検索した求人情報の中から応募する
② スカウトメールから気に入った情報があれば応募する
②の機能を使うのは任意です。
使っても、使わなくても大丈夫です。
スカウトメールを使うには会員登録(無料)が必要です。
ジョブメドレーの豊富な児発管の求人情報
同じ保育系の転職サイトの中には、会員登録しないと情報が見られないサービスもありますが、ぶっちゃけ売り手市場で希少価値の高い情報でもないのに、情報の出し惜しみはユーザー離れに繋がりますね。
一方でジョブメドレーは公開率100%。
全ての求人情報を会員登録することなく閲覧できます。
それだけで良さそうでないですか?
ジョブメドレーの特徴の一つが検索機能の使い易さ。
試しに児発管(児童発達支援管理責任者)をエリア別に検索してみました。
全国の求人情報が豊富
ジョブメドレー保育士で児発管の求人募集件数は3122件(2022年5月時点)。
児発管が主に働く障害児通所系サービスの事業所が全国で約20000件、実に約15%の事業所が掲載している計算になります。
これは2位のマイナビ保育士の求人数を5倍以上、大きく引き離し業界最大手です。
件数が多いだけでなく、全国津々浦々の情報が載っています。
・東京都 269件
・栃木県 90件
・福島県 32件
転職サイトでありがちなのは、首都圏の情報は豊富でも地方の情報がサッパリなケース。
これは転職サイト会社の営業所が全国に無いからで、地方の事業所までフォローできないのが理由です。
その点ジョブメドレーの場合は、事業所が自分達で掲載するため、地域の制約がありません。
検索機能やスカウトメールが使いやすく希望の求人が見つかる
ジョブメドレーは、情報の量(掲載数)だけでなく、質(掲載情報)の面でも充実しています。
情報に効率的にアクセスできて、事業所と児発管の間のミスマッチが少ないのが2つ目の特徴です。
児発管が働く障害児施設は、そのサービスの形態も様々。
未就学児対象か就学時対象か。預かり(レスパイト)が中心のサービスか、療育カリキュラムが充実しているのか。更には重度か軽度のお子さんが対象か。
事業所の内容を細かく確認したいなら検索機能が充実しているのは必須ですね。
さらに家庭を持って子育て中の児発管なら、就労条件や職住が接近していることも気になります。

駅名検索は必須
私が検索機能で必須と考えているのは駅名検索。
家庭を持った児発管は、通勤時間が30分以内の職住接近を志向されるケースが多いので、駅名検索が出来ない転職サイトは失格です。
求人情報や事業所の情報、さらにジョブメドレーで特徴的なのは給与情報が充実していること。
希望給与を入力して、該当する事業所を検索することもできます。
家の近くの求人や新着情報がメールやLineで届く
希望のエリアを登録しておけば、付近で募集を始めた事業所の求人情報がメールやLineで届きます。
メール情報は、日中は仕事で忙しい児発管には有難い機能です。
転職サイトを見に行くことなく、お近くの求人情報を知ることができます。
新規オープンの情報もいち早くキャッチできて便利ですよ。
事業所からスカウトメール・Lineが届く
会員登録すると、その日から「スカウトメール・Line」が届きます。
その名の通り「あなたを採用したいです」と届くメールです。
特別にスカウトされているような錯覚に陥りますが、企業情報と会員情報をマッチングさせてメールが送られるだけですので、ビックリする必要はありません。
またいきなりスカウトの電話がかかってくるとか、メール以上の事はないので安心です。
気に入った情報があれば、スカウトメールに返信することで、相手に連絡が届くことになります。
スカウトメールの良い点は、採用する側、される側、双方の思いが事前に一致していること。その結果、通常の応募ルートより内定確率は上がるでしょう。
サイトにアクセスする手間も省けるので、時間をかけて良いなら、気長にスカウトメールをチェックするのも使い方です。
ジョブメドレーのデメリットは?
万能と言えるジョブメドレーですが、強いてデメリットをあげるなら、「事業所の掲載料が無料」である点でしょうか。
掲載無料は大変有り難いサービス、中には「児発管は足りているけど、とりあえず掲載だけしておこう」と考える事業所があっても不思議ではないですね。
そのため、事業所によって採用の熱量に違いが出てしまいます。
お恥ずかしい話ですが、当社でも「掲載している事を忘れていた」なんて事が過去にありました。
事業所の熱量をチェックするなら、「スピード返信」マークに注目。
「この施設はレスポンスが早いですよ」とメドレーのお墨付きです。
ただし、福祉業界の場合、人事担当と言いつつ現場と兼務している場合や、そもそもメールやサイトなどの情報リテラシーが低い施設も多いので、(採用する意欲は高いのに)悪気無く反応が遅くなっている場合もあります。
あまり神経質にならず、気長に付き合ってもらうのが、良いかもです。
ハローワークはどうなの?
全国に拠点のあるハローワークの方が充実しているのでは?
そんな声も聞こえてきそうですが、実際にはそうでもなさそうです。
私自身の事業所もハローワークを使う事はないですし、掲載無料のジョブメドレーがむしろハローワークの代わりになっています。
ハローワークを事業所が使わない理由は、手続きの面倒さ、応募してくるのが比較的高齢の方が多いこと。
事業所にとって無料はメリットがありますが、そこを差し引いても、ハローワークに魅力を感じないのが正直なところです。
その他の転職サイトや転職エージェントは?
転職サイトでいえば、掲載数や使いやすさでジョブメドレー以外の選択肢は考えられません。
では「転職エージェント」について、最後に書いておきます。
「転職エージェント」とは、転職を検討する児発管と採用を考えている施設の間に立って、転職をサポートするサービス。求人動向や転職ノウハウに長けたキャリアアドバイザーが個別にサポートします。
つまり、転職先を紹介してくれるのが転職エージェント、自分で探して応募するのが転職サイト。
至れり尽くせりで、一見よさげな転職エージェントですが、私は児発管、保育業界においては転職エージェントを信用していません。児発管が転職活動するなら転職サイトを使うべきというのが私の考えです。
転職エージェントをお薦めしない理由は3つ。
・転職エージェントは本気で求職者の事を考えていない
・転職エージェントを使う施設・事業所には問題が多い
・エージェントからの押し込み電話が本当に鬱陶しい
上の3つについて語りだすと、記事が1つ完成してしまうので、ここでは割愛しますが、およそ文面からイメージが頂けるかと思います。
ジョブメドレーの会員登録
スカウトメールを活用するために無料の会員登録が必要です。
住所や希望勤務の形態を登録、条件にマッチした事業所からスカウトメールが届きます。
住所や電話番号の入力は、その後を考えるなら正確に入れましょう。会員登録はLineアカウント経由でも可能。これは便利ですね。
会員登録はこちらからどうぞ。
ジョブメドレーまとめ
いかがだったでしょう?
2019年にはマザーズ上場も果たし、勢いに乗るジョブメドレーをご紹介しました。
ジョブメドレーは、多くの情報の中から自分で気に入った求人情報を探して、直接、応募したいと考える人に向いた転職サイトです。
「自分で探す」コンセプトで運営されているので、サイト利用者が探しやすい、目的に情報に到達しやすいように、画面は設計されています。
また面倒な営業電話が無いので、充分に転職の意思が固まっていない人でも、スカウトメールなども使いながら、自分のペースで探すことができます。
自分自身のニーズによって使い分けられる自由さが魅力です。
ジョブメドレーは掲載情報が多く、よく整理されています。
ジョブメドレーで調べてみる、辞書的な使い方ができるので、いますぐに転職しない場合も、児発管の方なら、とりあえずは会員登録しておくことをお薦めしています。
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本日は以上になります。